みなさんはiPhoneでモノの写真を撮るとき、うまく撮影できなくて困った経験はありますか。
僕もガジェットレビューでブツ撮りをするとき、見せたくないモノが写真に写りこんだり、机に光が反射したりして困っていました。
そこで購入したのが、今回紹介するこのバックペーパー。この長―――いバックペーパーを背景にしてモノを撮影することで、不要なモノが映り込んだり、背景が反射したりする心配がなくなります。
これはただの紙ではありません。PVCというプラスチックの一種でつくられているので、紙のようにシワになったり、汚れがしみ込んだりすることはありません。ジュースをこぼしたとしても、さっとひと拭きすれば問題なし。
まずは全体をのばす
バックペーパーははじめコンパクトに丸まっているので、反対方向に丸めてやる、重しをのせてやるなどして丸みのクセをなおす必要があります。1時間くらい四隅に重い本をのせれば完了。
撮影してみる
バックペーパーが使用できるようになったので、さっそくiPhoneで高級シャープペンシル「rotling 800」を撮影してみます。使用するiPhoneはiPhone SE 2。現在流通しているiPhoneの中ではかなり下位のカメラ性能に相当します。ライティングは日光のみ。この条件でどのくらいのクオリティーの写真が撮影できるのか試してみます。
まずは無編集の写真を一枚。無編集なのに雰囲気のある仕上がりになりました。さらに、無料のカメラアプリ「VSCO」で写真を軽く編集すると・・・
背景がより明るくなり、モノが際立ってみえます。グリップの質感や印字もわかりやすくなっています。iPhoneとバックペーパー、日光、無料アプリだけで高品質な写真が撮影できるようになりました。Photoshopなどでホコリを除去してやれば、さらに品質のいい写真に仕上がるでしょう。
机で撮った写真と比べるとこんな感じ。背景の統一性、商品の色、質感の正確性でいえば、バックペーパーを使用した写真のほうがはるかに良質です。
スタンドを使ってバックペーパーを楽々保持
一貫性のある写真が撮影できるようになった一方、この大きいバックペーパーを保持するのは大変です。そこで活躍するのが背景スタンド。
このスタンドを使用すればこのようにバックペーパーを保持してやることができ、より快適に撮影することができます。
使用しないときは、このようにスタンドを収縮させてコンパクトに保管することができます。
まとめ
今回購入したバックペーパー1枚で、手軽に高クオリティーのブツ撮りができるようになりました。スタンドを使えばさらに写真撮影を快適にすることができます。
手軽にiPhoneの写真の品質をよくしてみたい方は購入してみてはいかがでしょうか。
今回紹介した商品
Mecking バックペーパー
NEWEER スタンドキット