大学生になってMacを購入したいけど、どれを買えばいいのかわからない…
そんな方に、現役大学生(理系、医学部)である筆者が現在販売されている最新の機種について、大まかに特徴を紹介し、大学生の視点から見たそれぞれのメリットとデメリットを紹介します。
今回紹介するのはMacBook Air、MacBook Pro、Mac mini、iMacの4シリーズです。(Mac Studio、Mac Proは大学生で買う人は少ないと思ったので除外しました。)
- 最初に結論:大学生活の間だけ使いたいならM2 MacBook Air、できるだけ長く使いたいならM3 MacBook Airがおすすめ
- チップの選び方:大半の大学生は「M2」「M3」を選べばいい
- メモリの選び方:8GBで十分、高負荷の作業を快適にしたいなら16GB以上
- ストレージの選び方:256GBで十分、たくさん保存したいなら512GB以上
- M1 MacBook Air
- M2/M3 MacBook Air
- MacBook Pro (M3/M3 Pro/M3 Max)
- Mac mini(M2/M2 Pro)
- iMac(M3)
- まとめ
- ちなみに僕はM2 MacBook Airを購入しました。本体の写真を載せたレビュー記事、比較記事などはこちらにあります。
- 関連記事はこちら。
Mac以外にもおすすめのおしゃれなパソコンがあれば知りたい!!という人は、この記事を読んでみてください。
最初に結論:大学生活の間だけ使いたいならM2 MacBook Air、できるだけ長く使いたいならM3 MacBook Airがおすすめ
最初に結論を言いますが今大学生でMacを買うならMacBook Airが一番おすすめ。
MacBook Airは比較的安価にも関わらず、動画編集を快適にこなせるほどパワフルでスペック的にも申し分ありません。
MacBookの中では最薄・最軽量クラスで、カバンに入れてもかさばりません。
値段的にも購入しやすい価格帯です。
M2 MacBook Airは2022年7月に発売されたモデルで、スペック的には全く問題ありませんが、OSアップデート(セキュリティアップデート)が提供されるのはおそらく長くても2028年までになると思います。大学生活が終わったらパソコンを買い換えようと思っている方、短いサイクルでパソコンを買い替えている方にはM2 MacBook Airがおすすめです。
M3 MacBook Airは2024年3月に発売されたばかりの新型モデル。OSアップデートは2030年までは提供されると思います。できるだけMacを長く使いたい方、できるだけパワフルな最新モデルにこだわりたい方にはM3 MacBook Airがおすすめです。
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チップの選び方:大半の大学生は「M2」「M3」を選べばいい
パソコンの様々なパーツの中には、演算処理を担うCPUとグラフィック処理を担うGPU、そして「処理の作業場」となるメモリがあります。
現在販売されている最新のMacのチップはこれら3つのパーツを一つにしたApple Siliconを採用しています。(これによって普通のパソコンより性能を高め、消費電力を小さくしています。)
例えば14インチ/16インチのMacBook Proは「M3」「M3 Pro」「M3 Max」を、新型iMacは「M3」を、13.6/15インチのMacBook Airは「M2」「M3」を採用しています。(Mac StudioやMac Proはさらに高速なチップを採用していますが、大学生で買う人は少ないと思うので、ここでは説明は省きます。)
M2は8コアGPU、最大10コアGPU、最大24GBメモリ。
M3は8コアGPU、最大10コアGPU、最大24GBメモリ。
M3 Proは最大12コアCPU、最大18コアGPU、最大36GBメモリ。
M3 Maxは最大16コアCPU、最大40コアGPU、最大128GBメモリとなっています。
具体的な性能としては、M2>M3>M3 Pro>>M3 Maxとなります。
結局何どれを選べばいいの?と言うと、結論、基本的に大学生は「M2」「M3」モデルのMacを選べば大丈夫です。
現在Apple Storeで販売されているMacシリーズの中で一番安価である「M2」でも、4K動画編集を快適にこなせるほど高速です。
「M3」は「M2」の強化版。「M2」より処理性能、省電力ともに大幅に向上しています。バッテリーも長持ち。動画編集など、負荷がかかる作業をより快適に行うことができます。
さらに高性能なチップが欲しいなら「M3 Pro」を選んでください。
動画編集を極限まで快適にしたい人は「M3 Max」を選んでください。ほとんどの人にはM3 Maxは必要ないです。
ちなみに2020年に発売されたM1 MacBook Airもありますが、発売されてからかなり時間が経っており、ソフトウェアアップデートの提供が大学卒業までに終わってしまう可能性があるのであまりお勧めしません。
メモリの選び方:8GBで十分、高負荷の作業を快適にしたいなら16GB以上
メモリとはいわば「机の広さ」。メモリが大きければ大きいほど、多くの処理を同時に行うことができます。
動画鑑賞、Officeなどの利用が大半の学生は、8GBのメモリを選べば充分です。MacのメモリはWindowsのメモリより優秀なので、FULL HDの動画の編集くらいならば8GBでも快適にできます。筆者も8GBにしています。
もし4Kの動画編集、プログラミングなど高負荷の作業をするのであれば、16GB以上のメモリを選べば快適に動作させることができます。
理系の学生は高負荷の作業が多いかもしれません。授業で使うソフトやソフトに必要なスペックなどを、事前に大学に確認することをおすすめします。
ストレージの選び方:256GBで十分、たくさん保存したいなら512GB以上
パソコンにノートや授業資料などしか入れない場合は、256GBあれば十分だと思います。筆者も一年程度の使用で116GB程度です。(授業資料やノートのみのデータだと、一年で20GB程度です。医学部だと多分そのくらい?)256GBあればある程度、趣味で写真や音楽、動画を保存しても容量に余裕が出るでしょう。
もしデータの大きい動画や音楽などをすべてパソコンに保存するのであれば、512GB以上あったほうが良いかもしれません。
参考までにビデオ、音楽のサイズをのせておきます。
ビデオ(1分間):60MB (1080p/30 fps)、170MB (4K/30 fps)、400MB (4K/60 fps)
音楽(3分間):6MB(高音質)、36MB(ロスレス)、145MB(ハイレゾロスレス)
CPU、メモリ、ストレージの選び方について知ったところで、それでは早速、販売中のMacについて紹介していきましょう!
M1 MacBook Air
特徴
大学生の王道Mac。僕の大学でも多くの人がM1 MacBook Airを使用しています。ただし2020年に発売したモデルなのでかなり古い。Apple Storeでは販売を終了しました。今購入するのはあまりお勧めしません。
メリット
・ハイスペックなのに、比較的安く買える。
・MacBook Proよりもうすくて軽い。
・ファンレスなので騒音がない。
デメリット
・USB-Cしかないのでポートを拡張するハブを買う必要がある。
・2020年に発売されたモデルなのでかなり古い。性能的には十分でもセキュリティアップデートが早めに終わってしまう可能性がある。Apple Storeでは販売を終了しました。
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M2/M3 MacBook Air
特徴
フルモデルチェンジされた最新のMacBook Air。僕の大学ではだんだんM2/M3モデルを使っている人が増えてきてます。M1モデルよりさらにスタイリッシュなAirが欲しいならこちら。ちなみに僕はM2 MacBook Airを購入しました。15インチモデルもあります。
メリット
・M1 モデルよりさらに軽量、高性能、省消費電力。
・とにかくうすくて軽い。現在売られているMacBookでは最軽量です。
・ファンレスなので騒音がない。
デメリット
・USB-Cしかないのでポートを拡張するハブを買う必要がある。
・Appleさんの諸事情によりM2 MacBook Airのストレージ256GBモデルはストレージ速度が他のモデルより遅くなっています。M2 MacBook Airを買う場合は512GB以上のストレージを積んだモデルを買うことをお勧めします。筆者も512GBのストレージを選択しました。
TIP
2024/3/4にM3 MacBook Airが発表されました。ぶっちゃけM2モデルでも大学生にとっては十分ハイパワー。M2モデルとM3モデルの大きな違いは、接続できる外部ディスプレイの数。M3モデルなら外部ディスプレイを2台接続することができます。(M2モデルは一台のみ。)
M2 MacBook Airは2022年7月に発売されたモデルで、OSアップデート(セキュリティアップデート)が提供されるのはおそらく長くても2028年まで。大学生活が終わったらパソコンを買い換えようと思っている方、短いサイクルでパソコンを買い替えている方にはM2 MacBook Airがおすすめです。
M3 MacBook Airは2024年3月に発売されたばかりの新型モデル。OSアップデートは2030年までは提供されると思います。できるだけMacを長く使いたい方、できるだけパワフルな最新モデルにこだわりたい方にはM3 MacBook Airがおすすめです。
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MacBook Pro (M3/M3 Pro/M3 Max)
特徴
発売されたばかりの高性能MacBook。M3/M3 Pro/M3 Maxを搭載。特にM3 Maxはバケモノ。スペックも価格も本体重量もモンスター級。学生で持っている人はほとんど見たことがありません。持ってたらかなりドヤれるかも。
メリット
・モデルによっては据え置き型のMac Proよりパフォーマンスが高い。
・動画編集、3Dレンダリング、プログラミングを超快適にできる。
・HDMIポート、SDXCカードスロットなど接続ポートも充実。
・モデルによっては新色のスペースブラックを選択可能。唯一の黒いMacBookです。
デメリット
・Macのノートブックの中では重くてかさばる部類。
・値段がかなり高い。(安くても28万以上、高いものだと100万)
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Mac mini(M2/M2 Pro)
特徴
現状、最も安く買えるMac。ちっちゃくて安いのにハイスペック。大学でどのくらいの人が持っているかは不明です。大学の授業がオンラインなら買ってもいいかもしれません。
メリット
・84800円(税込)から買える。
・高性能なのに省スペース。しかもおしゃれ。
・USB-A/USB-C/HDMI/LAN/ヘッドフォン端子を装備。ポート類が充実。
デメリット
・キーボード、マウス、モニターなどを別途準備する必要がある。
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iMac(M3)
特徴
おしゃれなオールインワンPC。大学でどのくらいの人が持っているかは不明です。大学の授業が全てオンラインなら買ってもいいかもしれません。
メリット
・色んなカラー(7色)から選べる。おしゃれ。
・本体カラーに合わせた限定Magic Keyboardと限定Magic Mouseが付いてくる。
・MacBookより画面が広く使える。
デメリット
・USB-Cしかないのでハブが必要になる。
・すでにお気に入りのキーボードとマウスを持っている人は付属するキーボードとマウスは邪魔かも。
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まとめ
まとめとしては、
M1 MacBook Air →一番おすすめできる王道Mac
M2 MacBook Air→最新のかっこいいAirを所有できます
MacBook Pro(M3/M3 Pro/M3 Max)→ごりごりスペック。一部のモデルは新色のスペースブラックを選べる。
Mac mini →省スペースなデスクトップPC
iMac →スタイリッシュなオールインワンPC
です。大学生活を共にするデバイスなのでよく選んで買いましょう。
大学生活楽しんでください!これで失礼します。
(本記事の画像はhttps://www.apple.comから引用)
ちなみに僕はM2 MacBook Airを購入しました。本体の写真を載せたレビュー記事、比較記事などはこちらにあります。
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