医学部に合格したいけど、どのくらい勉強すればいいのかわからない・・・
そんな風に思う方も多いと思います。実際、僕も高校時代そのように悩んでいました。
そこで今回は、国公立医学部に現役で合格した僕が、高校時代に記録していた勉強時間から、医学部に合格するために最低限必要な勉強時間を解説します。国公立医学部に合格したい方は参考にしてください。
まずは筆者の成績、1日のスケジュールなどを解説
筆者は現役、一般選抜で国公立医学部にギリギリで合格しました。大学のレベルとしては旧帝大医学部より下のレベルです。模試の成績は1年生の時は全部E判定、2年生の時はE~D判定、3年生の時はE~C判定でした。学校の平均評定は4.2。共通テスト(2021)は79.3%でした。(低い…)
ちなみに、筆者は1つ運動部に3年間所属していました。部活の頻度としては平日3時間、土曜に4時間といった感じです。部活は時間的にかなりハードなほうでした。塾は東進か英会話に一日2時間程度通っていました。書道も習い事して土曜に2時間やっていました。登下校に要する時間は往復1時間程度です。
ここまでで大体わかったと思いますが、僕はかなり勉強をさぼるタイプで、本当にギリギリで合格しました。(笑)国公立医学部に合格したいと思ったら、僕の勉強時間が国公立医学部に現役で合格するための最低ラインになると思います。逆に僕より勉強時間が少ないならかなりヤバいです。たぶん落ちます。旧帝大医学部レベル以上の大学に合格したいのであれば、僕よりもっと多く勉強するべきだと思います。
それでは、高1から高3までの勉強時間を解説していきます。
高1の勉強時間(推測)
はじめに謝らなければいけないのが、高1の時に勉強時間を記録していなかったことです。勉強時間解説しますとかいっておいてほんとにすみません。したがって高1の時の勉強時間は推測になります。
まず総合的な勉強時間(推測)から。勉強時間には体育などの実技を除いた本授業、夏休みや冬休みの課外授業の時間も含まれています。高1の時は勉強と部活、遊びの両立に苦労していたので、正直あまり勉強できていなかったと思います。勉強内容にもムラがあり、なかなか成績が伸びませんでした。スマホ中毒がひどかったので、勉強時間も十分に確保できていませんでした。多くの人は高校の時にスマホをもらうと思うので、1年のうちにスマホとのうまい付き合い方を覚えましょう。
平日のスケジュールはこんな感じ。学校に終わった後友達と東進に行くのが楽しかったです。帰ったら疲労困憊で勉強することなく寝てました。
高2の勉強時間
ここから正式に記録していたデータになります。体感としては2年生から急に成績が伸びていきましたね。25分の勉強ごとに5分の休憩をとるというのを延々と繰り返していました。勉強内容も単語の暗記とかチャートの基本問題とか教科書の読み込みとか、ずーーっと基本的な内容ばっかり。睡眠時間はたっぷり8時間。意外とこれらが良かったのかもしれない。
勉強時間の推移。1週間ごとの勉強時間になっています。かなり勉強時間にブレがありますが、徐々に勉強時間が伸びていった感じです。相関係数は0.32。途中ガクッと勉強時間が下がっているのは文化祭の時ですね。文化祭楽しかったなあ。高校のイベントは素直に満喫したほうがいいと思います。
一日のスケジュールはこんな感じ。2年生になってからは東進には直接行かずに自宅で映像授業を受けていました。交通手段もチャリ通から親の送迎になりました。怠惰ですね。
高3の授業時間
総合勉強時間。体感では毎日12時間勉強しているつもりでしたが、いざデータをとってみると実際の勉強時間は国公立医学部志望とは恥ずかしくて言えないほどひどいものでした。これは教訓ですが、自分の体感の勉強時間の6割以下が、本当に勉強している時間だと思ってください。体感では勉強しているつもりでも意外と勉強していないものです。
週ごとの勉強時間の推移。相関係数は0.36。あいかわらずムラがとんでもないです。でも成績としては模試でC判定をとれるようになりました。高校の中でも模試はたまに総合順位で1桁をとれるようになりましたね。たぶん相変わらず単語の暗記とか基礎的な勉強を繰り返していたからかもしれません。基礎を侮ることなかれ。
一日のスケジュール。平日も課外授業が入るようになりました。部活も3年の5月ごろに終わりました。昼食は授業の合間におわらせて学校の昼休みはずっと勉強していました。実際の勉強時間は体感よりずっと少なかったんですけどね・・・不思議だなあ。
まとめ
ということで、高1から高3までの勉強時間をざっと紹介しました。繰り返して言いますが、僕は国公立医学部(旧帝大医学部より下のレベル)にギリギリで合格したので、現役で国公立医学部に合格したいと考えている人は僕の勉強時間より勉強時間が下回ったらやばいと思ってください。旧帝大医学部以上のレベルを目指している人はもっと多く勉強しましょう。
他にも医学部受験についてまとめた記事がありますので、もしよかったらそちらも読んでいただけると嬉しいです。
大学受験がんばってください!!応援しています!!!
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