今回は、エレコムの着脱式ペーパーライクフィルム(ケント紙タイプ)についてレビューしていきます。
2か月ほど前の記事で、純正のApple Pencilのペン先からエレコムの金属製ペン先に換装したところ、書き心地がシャープペンシルのようになり、細かい文字が書き込めるようになったとレビューしました。
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しばらくはこれで満足していたのですが、細かい文字を書き込む際、画面がつるつる滑ってしまうのでストレスに。やがて「これにペーパーライクフィルムを貼ったらどのくらい書き心地がよくなるんだろう・・・!」という興味が湧いてきました。
しかし、ペーパーライクフィルムはペンの引っ掛かりを改善する一方、その特性上どうしても画質が低下してしまうので、普段NetflixやYoutube、dマガジンを愛用している僕は敬遠していました。
そこで今回購入したのがエレコムの「着脱式ペーパーライクフィルム」。
この商品は何度も貼ることができるため、ペンで書き込むときだけペーパーライクフィルムを貼り、きれいな画質で動画を楽しみたいという時ははがすといった、臨機応変の使い方ができるスーパー商品。ペーパーライクフィルムの欠点をうまく解消しています。
この商品には主に2つのタイプがあります。適度に引っ掛かりのある「ケント紙」タイプと、引っ掛かりに重点をおいた「上質紙」タイプの2タイプ。
今回僕が購入したのは「ケント紙」タイプ。「上質紙」タイプより摩擦が少ないので、ペン先の摩耗を気にする人はこちらの商品のほうがいいかもしれません。まあエレコムの金属製ペン先の場合、摩耗すらしないと思いますけど。
内容物はこの3つ。使わないときにフィルムを収納できるクリアファイルと、フィルム本体と、多言語の説明書。
さっそく貼ってみる
貼り方は簡単。まずは最初についている「剥離シート」をはがしてから、フィルムをiPadにあわせて貼るだけ。(この「剥離シート」は捨てて大丈夫。)
貼るとこんな感じ。接着部分がiPadのベゼルよりはるかに細くつくられているので目立ちません。左上と右下に印字されている「ELECOM」「SMOOTH TYPE/KENTOSHI intLabo」の文字も控えめでGood。
ガラスフィルムと比較
画質
まずはガラスフィルムと画質を比較してみましょう。画質は正直、ペーパーライクフィルムよりガラスフィルムのほうが断然いいです。
ペーパーライクフィルムの場合は全体的に白っぽくなり、白い部分はギラギラして見えます。文字を書き込む際はそこまで気になりませんが、写真編集や動画を視聴する際は素直に外したほうがいいかもしれません。
書き心地
書き心地は格段にペーパーライクフィルムのほうが上です。
適度に引っ掛かりがあるので細かい文字が格段に書き込みやすくなっています。文字を書き込む際の音も、「コツコツ」といったガラスにあたっている音ではなく、「サラサラ」といった紙に書いているような音がするので、より紙に書いているような感覚を味わうことができます。
ガラスフィルムの上にペーパーライクフィルムを貼っていたので、ペン先と線が離れて見えるのではないかと思っていたのですが、それもなかったです。
タッチ操作
エレコムの公式情報では「ガラスフィルムの上にペーパーライクフィルムを貼ると、タッチ反応が悪くなります」となっていたのですが、通常使用でタッチ反応の劣化はまったく感じませんでした。どちらもタッチしやすいです。タッチ反応の劣化を気にしている人には朗報かも。
ただし、スワイプをするときに摩擦があるので、いわゆる音ゲーなどをする人はペーパーライクフィルムを外したほうがいいかもしれません。指が痛くなりそうだから。
まとめ
ペーパーライクフィルムを貼ったことにより、書き心地が大きく改善されました。勉強などでiPadを使用している人にとってはマストアイテムです。さらに勉強を快適にしたい人は買ってみてはいかがでしょうか。
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