今回紹介するのはこちら。
iPhone 15 Plus
新たにDynamic Island、USB-Cに対応。カメラ性能は12MPから48MPに進化。チップは14 Proシリーズと同じA16チップを搭載。背面はすりガラス調になり、より高品質な見た目に。
開封
まずは開封します。外箱はこんな感じ。いつもの事ですが開ける前に緊張します。
箱を開けると本体が早速出ます。今回は背面がすりガラス(カラーインヒューズドガラス)に変更されているので、Proと遜色のない見た目に仕上がっています。iPhone 14シリーズより明らかに質感が向上しています。
同梱物は、マニュアル、USB-Cケーブル、SIMピン、ステッカーの4点でした。
USB-Cケーブルは編み込みになっており、高品質な見た目となっております。
デザインをチェック。
正面
まずは正面のチェック。ノッチからDynamic Islandに変更されたので、見た目の変化は大きいです。(Dynamic Islandについては後で説明します。)
背面
14までは背面はツルツルしたガラスになっていましたが、15はProと同じすりガラス(カラーインフューズドガラス)に変更され、さらに高品質な見た目になりました。指紋もあまり目立ちません。
正直ケースをつけるのが惜しいくらい見た目がカッコよくなりました。
側面
側面は引き続きアルミを採用。背面ガラスはグレーに近い色合いですが、側面は真っ黒に仕上がっています。(撮影の順番の都合でカメラフィルムを貼っています。)
上部
背面カメラ部分はProより小さいので、主張は弱めで全体のデザインとうまく馴染んでいます。
ただし出っ張っているので、机に置いた時ガタガタします。
(撮影の順番の都合でカメラフィルムを貼っています。)
下部
USB-Cの差し込み口とスピーカーの穴が設置されています。
ちなみに差し込み口をよく見ると製造国が印字されています。僕のは中国製でした。人によってはインド製かもしれません。
フィルムの貼り付け。
今回はTzcizのガラスフィルムを購入しました。
画面のフィルムとカメラのフィルムが2枚ずつついたお得なセットです。
特に問題なく貼ることができました。
ケースの装着。
CASEFINITEの超軽量PFUケース「THE FROST AIR」を装着させます。
こちらも問題なく装着させることができました。
わずか8gしかないので、ケースなしで使っているような感覚です。手触りもさらさらで滑りません。
極限までシンプルなデザインなので、iPhoneの美しさを損ないません。本体色ともうまくマッチしています。
ただ不透明にかなり近い色なので、リンゴマークはほとんど見えません。リンゴマークにこだわりのある人は注意かも。
大画面で何でも見やすい。
15 Plusの大きなメリットはやっぱりこの大画面。標準サイズのiPhoneは6.1インチですが、Plusモデルは6.7インチ。
ウェブサイトも動画も漫画も、あらゆるコンテンツが見やすくなります。
特に漫画に関してはセリフの文字が見やすいので非常に重宝します。
現在主に販売されているiPhoneの中で最も画面サイズが小さいiPhone SEと比較すると、ここまで画面の大きさが違います。
片手で持っても案外疲れない。
Plusモデルは大きくて重くて持ちづらいんじゃ・・・と思う方もいるかもしれませんが、案外片手で操作しても疲れません。
片手で持つ際は手のひらを少し広げるようにして持つので、力が入りません。
普通に片手でタップもスクロールもできます。
ホーム画面に戻る操作やコントロールセンターを表示させるのも男性の平均的な手の大きさならいけそうです。
文字を入力するのは、ぎりぎりですが可能です(平均より小さい手の方はちょっと片手入力はきついかもしれません。)
ちなみに実はiPhone XRと比較すると重量は8gしか違いません。見た目の割に軽くて持ちやすいのが15 Plusの魅力です。
とはいっても、手の大きさは人によって異なるので、購入する前に家電量販店などで試しに持ってみることをオススメします。
カメラ性能は抜群。
カメラ画素数は最大48MPになり、iPhone 14の4倍の画素数になりました。iPhone 15 Proも48MPなので、Proモデルと遜色のない写真を撮れるようになりました。光学ズームオプションも新たに2倍に対応。
処理性能は上々。
チップはiPhone 14 Proと同じA16チップを搭載。
ブラウジング、アプリ、カメラの切り替えなどでは一切もたつきません。
ゲームもぬるぬる動きます。
バッテリーは超長持ち。
Plusモデルならバッテリーも超長持ち。公式情報では最大26時間もビデオを再生することができます。(ストリーミングでの再生は最大20時間。)一日に20時間もスマホを使う人はいない(と思う)ので、バッテリーに関しては心配無用です。
ちなみに筆者は一日6時間ほどスマホを使用しているのですが、一日使ってもバッテリーが55%ほど残っています。あまりにもバッテリーが長持ちするので、2日に一回しか充電していません。たまに3日も充電が持つことがあります。
この前ジャパンモビリティショーに行ったのですが、8時間動画と写真を撮りっぱなしでも40パーセントほどしかバッテリーが減りませんでした。
Dynamic Islandは案外便利。
iPhone 15では今まで14 Proの専用機能であったDynamic Islandを搭載。これはミュージックの再生状況やタイマーの残り時間などが表示される機能です。
最初は「こんな機能いらない」とナメていましたが、使ってみると使い勝手のよさに気づきました。ブラウジングをしている際もタイマーがあと何分なのか常に表示されていてすぐに分かりますし、ミュージックを操作したい時も黒いバーをタップすればすぐにミュージックにアクセスできます。
必須機能かと言われると微妙ですが、少なくとも便利な機能ではあります。タイマーやミュージックをよく使う人は重宝するかもしれません。
ついにUSB-C対応。
今年の目玉であるUSB-C搭載。ついにiPhoneはLightningケーブルを卒業し、USB-Cとなりました。
USB-Cならデータの転送も楽ちん。iPhoneからイヤホンケースに充電することもできます。
価格はやや値上げ。
価格はiPhone 14より少々値上がりしました。とはいってもiPhone 15では背面がすりガラスになったり、カメラ性能が向上したり、Type-Cになったりしているので、コスパ自体は上昇していると思います。3,4年使うならケチらずに最新機種を買った方がお得だと思います。
標準サイズのiPhone 15と比べて、iPhone 15 Plusは15000円上乗せの価格になっています。画面サイズとバッテリー駆動時間、本体サイズ・重量以外はほぼスペックが同じなので、自分にあった方のサイズを選びましょう。
カラバリに少し難あり。
iPhone 15の欠点(?)ですが、カラバリがほとんど淡色でかわいい系統のものしかないです。濃色のものはブラックのみ。カッコイイ系が欲しい人はブラックを選ぶしかありません。もうすこしカラバリを拡充して欲しいところ。
ちなみに一番人気の色はブラック、その次がブルーだそうです。
まとめ:ほぼProのような使いごごち
カメラ性能の向上、Dynamic Islandの導入、カラーインフューズドガラスの導入により、無印モデルは性能・質感ともに一気にProモデルに近づきました。
価格は129000円からと高額ですが、3年以上は余裕で長く使えるiPhoneになっていると思います。
購入リンクはこちら。
iPhone 15 Plus
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